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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第2回は、「国分樋門設計業務」の宮平さんです。


【 国分樋門設計業務 】

  大日本コンサルタント(株) 担当技術者 宮平さん 
 休       暇  土曜日・日曜日・祝日
 就 業  時 間  8:45 ~ 17:30


 1.この仕事についたきっかけ


 学生時代に雲仙普賢岳噴火災害の被災者にインタビューを行ったことがきっかけです。自宅が火山灰に覆われた話、火砕流から無事に生還できた話、これだけの被害を受けながらも島原に住み続ける話など被災者の生の声を聞くことができました。それから、防災に携われる仕事に就きたいと思い、建設コンサルタントを志しました。

 2.アピールポイントを教えて下さい

 「手を挙げればやりたいことができる。」これが当社のアピールポイントです。当社は河川分野のみならす、橋梁、道路といった様々な事業に携わっています。景観デザイン・空中物理探査・新エネルギーなどの当社の固有技術も、始めは1人の社員が手を挙げる事から始まりました。若手社員も自由に発言しやすい環境であり、「出る杭は打たず、引っこ抜く」という社風が当社の強みであり誇りです。

 3.思い出の現場・仕事


 堤防決壊時の緊急対策シミュレーション検討を行ったことです。出水あるいは大規模地震が発生して堤防が決壊した場合、どのように対応していくのかシミュレーションを行いました。降雨開始~堤防決壊~応急復旧工事までの一連の流れを整理しました。資材の調達方法や決壊場所までのアクセス方法検討など苦労する部分も多かったですが、様々な有識者の方からご意見をいただくことで、より現実的な内容を目指して検討を行いました。近年では毎年のようにどこかで豪雨災害が発生しています。災害が発生してから対応方法を考えるのではなく、このような日頃の訓練が災害後の迅速な対応と被害軽減につながるのだと感じました。


 4.建設技術者を目指す学生に一言


 社会資本を整備する責任のある仕事です。自ら設計したものが形に残る仕事です。他の仕事ではあまり関われないスケールの大きな仕事ができます。ただ、忙しい職業です(特に年度末の12月~3月)。ですが、その分、やりがいをしっかりと感じられます。建設業はこれまでの日本の成長を助け、これからも支え続ける誇りある職業だと思っています。


 

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