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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第18回は、「小立野樋門新設工事」の吉原さんです。


【 小立野樋門新設工事 】

  平林建設(株) 監理技術者 吉原さん 
 休       暇  第2・第4土曜日、日曜日
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:15


 1.この仕事についたきっかけ


 子供の頃から工作が好きで何か物を造ることをしたく思い、地元の工業高校の土木科に進学しました。
『何故土木だったか?』といいますと、自分の手の大きさでは収まらないスケールの大きな物を造りたくなり、土木の世界に身を投じました。

 2.本工事現場の特徴・工夫点


 樋門の設置箇所が犀川の湾曲部かつ狭隘箇所となるため、河積を考慮すると河川内に作成できる仮締切の規模に制限ができてしまいました。このため、堤内にも仮締切(川裏堤防)を設ける2重堤防の中で現堤防の開削を行い、樋門の作成を行っています。
 また、堤防に近接して農耕地があるため、限られた施工ヤードの中で綿密な仮設計画のもと、大型重機を使用した安全・迅速な作業を目指しています。
 (余談ですが、犀竜泉小太郎伝説より、泉小太郎が犀竜に乗った所から千曲川に落ち合う所までを犀川と呼ぶようになった言い伝えがあります。)

 3.思い出の現場・仕事


 筑北の山奥での砂防堰堤工事が直近に竣工したこともあり、記憶に新しく思い出に残っています。人里離れた場所であったため、野生動物(イノシイ、シカ、たまに熊も・・・・)を目にすることも多く、人と動物との共生なんかも考えさせられました。
 現場は過去に土石流の発生した箇所であり、現場発生土を改良・再利用し堰堤を施工しました。下流域には居住区域、JRがあり、中長期的な自然災害の防止に役立って欲しいです。

 4.建設技術者を目指す学生に一言


 現場(苦節)30年(!!)、気が付くと50近くとなった私です。それでも自分より若いと思える世代の割合は少なく感じます。決して楽な仕事とは言えませんが、男女問わずフレッシュなエナジーを業界に注ぎ込んで下さい!!!!!


 

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