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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第17回は、「替佐築堤及び樋門新設工事」の片桐さんです。


【 替佐築堤及び樋門新設工事 】

  川中島建設(株) 担当技術者 片桐さん 
 休       暇  第2・第4土曜日、日曜日・祝日
 就 業  時 間  8:20 ~ 17:30


 1.この仕事についたきっかけ


 小さいころから建設の仕事に憧れを持ち、高校で土木について勉強しました。地図に残る仕事に自分も現場の中で携わりたいと思い、この仕事を選びました。

 2.本工事現場の特徴・工夫点

 本工事は、長野県中野市替佐地区において築堤及び新設樋門の築造を行う工事です。特徴としては、長野県下では珍しい自動開閉式フラップゲートを使用した門柱レス構造の樋門を採用している点です。
 樋門という施設は、堤防の中に埋設される水路で、内水(住宅地側の水)の排除等を目的としたものであり、大雨等の影響で河川水位が上昇した際は、ゲートを閉鎖することで河川の水が住宅地側へ流れ込むことを防ぎます。従来施工されてきた樋門は、スライド式ゲート(上下にスライドするタイプで人為的な開閉操作を行うもの)を多く採用していますが、本工事では水位の変動に対して自動開閉するバランスウェイト式フラップゲートを採用しています。このゲートの利点は、スライド式ゲートでは必要となる門柱がないため景観面で優れることや、自動開閉であるため突発的な出水に対して的確に開閉される点等にあります。
 河川の洪水から地域を守る施設であることを認識し、一日も早い完成を目指しています。

     
 振動・騒音計の設置 屋根を設置して悪天候時でも
作業が出来るようにしています 
 川裏側の一部完成部分です
 3.思い出の現場・仕事


 現在樋門新設工事に現場職員として配属させてもらっていますが、河川工事は今回が初めてです。
 盛土や樋門築造など今まで経験したことのない工種ばかりなので現場の先輩職員方や、職人さん達からいろいろな事を教わりながら勉強しています。
 すべてが新鮮なことばかりで興味が引かれることが多くあり、この工事で得た知識、経験を将来に活かせる工事になるようにしたいです。

 4.建設技術者を目指す学生に一言


 世の中にはいろいろな仕事がありますが建設業はまさに人の為の仕事だと思います。地元の方や、それを利用する人たちから感謝される仕事ほどやりがいのある仕事はないと思います。
人の役に立ちたい。形に残る仕事をしたい方は是非、一緒に仕事をしてみませんか。


 

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