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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第12回は、「若穂綿内地区堤防設計等業務」を担当している高岸さんです。


【 若穂綿内地区堤防設計等業務 】

  (株)東京建設コンサルタント 担当技術者 高岸さん 
 休       暇  土曜日、日曜日・祝祭日
 就 業  時 間  9:00 ~ 17:00


 1.この仕事についたきっかけ


 子どもの頃は大工になりたかったのですが、作るならより大きいものを作りたいと土木工学を専攻しました。
土木のなかでも、地下調節池や排水機場など大きな河川関連構造物の設計を手がけてみたいと考え、当社に入社しました。

 2アピールポイントを教えて下さい


 東京建設コンサルタントでは平成25年からCIM試行業務に携わっており、会社全体で多くの実績があります。私は担当技術者としてモデルの作成等を行っております。また産学官のCIM検討会にも参加しました。千曲川河川事務所での取り組みを通じて、CIM、i-Constructionのスキルも高まったと感じています。今後、ますますこれら技術の必要性が高まると考えられるため、さらに技術を身に付けていきます。
 当社での仕事では、常に自分で考えることを求められます。もちろん上司からの適切なフォローもあるので、若い頃から仕事を通じて成長できる環境があります。また、自分の得意分野について、逆に、先輩から相談されることもあるなど、とてもオープンです。

   
 堤防の3次元モデル 堤防のコリドーモデル 


 3.思い出の現場・仕事


 東日本大震災による被災地の復旧事業に携わりました。津波で被害を受けた地域に、津波の逆流を考慮した河川堤防を建設する計画で、沿岸部にある河川堤防の設計を担当しました。スピード感を求められ、プレッシャーを感じることもありましたが、災害から町や人々を守るため、そして一日も早い被災地の復興に向けて頑張りました。


 4.建設技術者を目指す学生に一言


 自分の設計したものが見えること、そしてその結果、人の役に立つことが魅力です。以前携わった堤防復旧事業の工事現場を実際に見たことがありますが、自分の設計がいかに地域住民の方の安全安心な生活に関わっているのか実感しました。


 

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