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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
 第11回は、「岩井・田上築堤工事」の内山さんです。


【 岩井・田上築堤工事 】

  (株)北條組 現場技術者 内山さん 
 休       暇  隔週土曜日、日曜日・祝日
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:00


 1.この仕事についたきっかけ


 私の父が工務店を経営していたので、自分も将来土木のもの作りに携わりたいと思い、この仕事につきました。

 2.本工事現場の特徴・工夫点

 本工事は千曲川右岸、岩井・田上地区において約400mの築堤を行う工事です。当箇所は数年前より弱小堤地区の堤防整備として施工され堤高・幅を拡充し洪水を安全に流下させるために行われてきました。
 本工事の特徴は、千曲川河川事務所で初となる、ICT技術を一連で活用する工事です。UAV起工測量から3次元データの作成、ICT建機による施工、3次元出来形管理と進んでいきます。既にUAV起工測量が行われ3次元設計データの作成も済み、ICT建機による施工にとりかかる段階になりました。土砂の敷均し時にはマシンコントロール技術により、重機の運転に慣れていない作業員でも手早く、正確な施工が可能になり、施工精度の底上げが期待されます。
 工事完了後は地域の安全性が向上し、多くの地域住民の暮らしを守ることができます。

 【ドローン(UAV)測量状況】  【ICT建機施工画面】 【リアルタイム施工管理画面】 
 ※広範囲を短時間で測量可能  ※高さや位置を確認しながら施工が可能  ※施工中現場事務所での確認できます
     

 3.思い出の現場・仕事


 中部横断自動車道工事用道路造成工事が一番心に残っています。工事の規模も大きく、工種も多岐にわたるもので本当に大変な現場でしたが、その分得るものも多く仕事をしていくうえで必要なことを学ぶことができました。


 4.建設技術者を目指す学生に一言


 とても大変な仕事ですが、無事工事を終えた時の充足感は何物にもかえがたいです。
 皆さんももの作りに携わってみませんか。


 

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