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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第10回は、「高瀬川左岸トンネル水文地質調査業務」を担当している宇部さんです。


【 高瀬川左岸トンネル水文地質調査業務 】

  応用地質(株) 担当技術者 宇部さん 
 休       暇  土曜日、日曜日・祝祭日
 就 業  時 間  9:00 ~ 17:00


 1.この仕事についたきっかけ


 はじめは「かっこいいし、おもしろそう!」というぼんやりとした動機で、大学は土木系の学科へ進みました。
 しかし、大学在学中に震災や豪雨災害を目にするうちに、人々の暮らしを支えるこの仕事に魅力を感じるようになり、今の仕事を選びました。

 2アピールポイントを教えて下さい


 地盤調査を行う会社で、地下水に関する業務を担当しています。一言で地下水といっても、建設事業における地下水の影響検討や水循環に関するもの、現地調査や数値解析など、業務内容やフィールドは多岐にわたっています。これまで係わりのなかった地域で仕事することも多いのですが、業務が終わるころには愛着がわいてきます。また、初めての仕事や地域は分からないことも多く、大変なこともありますが、経験豊かな先輩方の指導を受けながら楽しく仕事しています。

 3.思い出の現場・仕事


 上水道が引かれていない地域で、生活用水の水源井戸の能力について調査したことが、思い出の仕事です。内容としては、揚水試験や水文踏査など、地下水調査としてはオーソドックスなものでしたが、現地調査中に、依頼者からの質問にうまく答えることができず、経験不足や技術不足を痛感しました。その後、会社に戻ってから関連図書を調べ、また上司や先輩方と調査結果を議論し、私なりに見せ方を工夫して検討結果を報告しました。その結果、依頼者に、なるほど!と納得して頂いたときには喜びを感じました。


 4.建設技術者を目指す学生に一言


 私たちの仕事は一般的にはあまり知られておらず、ちょっと地味に感じられるかもしれませんが、相手にするのは自然や構造物など皆さんの生活のすぐそばにあるものばかりです。自然豊かな現場でも、たくさんの人が生活している地域でも、様々な技術が詰め込まれているんだなぁと、素直に感動しますし、建設業の重要性を実感します。
 建設業を目指されている方にも、この感動を味わってもらえたら嬉しいです。


 

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