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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第7回は、「屋島・大豆島地区堤防設計等業務」のラムさんです。


【 屋島・大豆島地区堤防設計等業務 】

  (株)サンコーコンサルタント 担当者 PHAM THI HONG LAM  
 休       暇  土曜日、日曜日・祝祭日
 就 業  時 間  9:00 ~ 17:30


      
 1.この仕事についたきっかけ

 私は小さいころから川の周囲で遊ぶことが好きでした。将来お婆ちゃんになったら、子供をつれて散歩しながら「この堤防はお婆ちゃんが設計したんだよ」と言ってみたい、そんな夢を叶えるために私は土木の世界に入りました。
 そして日本に留学し、卒業後日本の会社で働いています。技術だけではなく、日本人の考え方や仕事の仕方を学びたいと思ったからです。将来国に帰ったとき、日本の会社と共同で事業を行うことが私の今の夢であり、そのために日々頑張っています。

 2アピールポイントを教えて下さい

 サンコーコンサルタントでは、「ひとのくらしを守り、支え、創る」という企業理念に従い、地域住民の役に立てるよう一生懸命頑張っています。最近では、会社全体でCIMに力を入れており、そのための社内会議や技術講習会を頻繁に行っています。UAVや3次元モデルを使った協議資料を作成することで、発注者は勿論のこと、地元住民の方々にも分かりやすい資料になるよう心がけています。今後、さらに技術的なスキルを高め、比較検討、景観シミュレーション等に活用していきます。
 また、会社では仕事だけではなく、スポーツや飲み会などの交流も頻繁に行われており、上司と部下の距離が比較的近いと感じます。確かに仕事は忙しいですが、私の部署では「仕事は楽しくやろう」が合い言葉です。
     
 UAVで撮影した写真  水門の3次元イメージ  3次元モデルで法線検討

 3.思い出の現場・仕事

 私は平成27年に入社しました。今まで災害復旧業務や多自然川づくりの設計などに携わりました。実際仕事を始めると、興味深くて驚くことが沢山あります。例えば、河川の改修計画を検討する時、桜や現況の澪筋を保全することも考えるのですが、単純にそういった考え方は素晴らしいと思いました。
 でも仕事をしていると辛い時もあります。災害復旧業務は一刻を争います。短期間で沢山の作業量をこなす必要があるのですが、先輩達も忙しかったため、あまり意思疎通が上手くできませんでした。特に外国人にとって、コミュニケーションは大きな問題であり、上司の話を理解できなかったり自分でも旨く説明できない時は落ち込みます。でも学ぶことは沢山あるので、このような大変な時を乗り越えて成長していきたいです。  

 4.建設技術者を目指す学生に一言

 建設業は忙しくて大変なイメージがありますが、どんな職業でも楽な仕事は無いと思います。入社して1~2年は色々分からないことがあり、辛い時もあります。けれども1つの仕事を達成する毎に成長を実感でき、仕事が段々面白くなってきます。人生は1度だけ、仕事でも「DREAM-夢」を持って毎日楽しく働きましょう。


 

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