千曲川河川事務所千曲川情報館
防災/災害情報ニュース/イベント入札契約情報事務所と事業環境への取り組み知る・遊ぶ・協働総合学習素材リンク集
トップページ >インタビュー一覧>技術者インタビュー



 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第5回は、「千曲川長野管内天端舗装工事」の津山さんです。


【 千曲川戸倉管内維持工事 】

  藤森建設工業(株) 現場係員 津山さん 
 休       暇  第2・第4土曜日、日曜日、祝祭日
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:15



 1.この仕事についたきっかけ

 こどもの頃から物をつくることがすきで、建設業は壮大な構造物をつくり上げることやいろいろな分野の物づくりができることから、この仕事に興味を持ちました。

 2.本工事現場の特徴・工夫点

 本工事は、長野市安茂里地先の堤防天端を約2.1㎞にわたりアスファルト舗装する工事です。当工事は、施工延長が長く、工事の進捗に応じて現場を常に移動する現場条件となります。そのため、トイレや休憩所を固定した場所に設置しても移動する時間が掛かり効率が悪く協力業者への負担となることを考え、可搬式水洗トイレと簡易テントによる休憩所を採用する予定です。 ※前回の工事で使用した可搬式水洗トイレと簡易休憩所の写真です。

       
 可搬式水洗トイレ 簡易休憩所 
 3.思い出の現場・仕事

 
 平成20年度に行った上田バイパス函渠2工事です。本工事は上田市古里に位置する、一般国道18号上田バイパスと市道813号線が交差する函渠の構築をする工事に現場職員として配置されました。現場作業においては鋼管矢板の圧入施工中及び施工後の近隣家屋の変位を日々観測し、工事の影響が家屋へ及んでいないかの調査を行いました。また、函渠工においては施工時期が冬季施工となり雪寒仮囲いやジェットファーネスによる保温養生の品質管理を担当しました。その結果、品質が満足された綺麗な函渠が完成しました。この現場は入社してから初めての現場でした。知識も技能も無く鋼管矢板の圧入やコンクリート打設・アスファルト舗装などのさまざまな工種を経験したり、普段では近くで見ることも無い大型の機械などを間近で見ることが出来たので、毎日が新鮮で興味が尽きませんでした。

     
 鋼管矢板建込状況
長さ9.0mの鋼管を硬質地盤クリア工法によって決められた所定の
深さまで圧入していきました。
 完成写真(全景)
 4.建設技術者を目指す学生に一言

 
 土木の分野は、河川、道路、鉄道など職域が広く、いろいろな現場を経験できることが魅力です。また、構造物をつくる工法や機械が進歩を遂げる中で、最先端の技術や知識を駆使しながら人や物を動かし形あるものを作り上げていく、やりがいのある仕事だと思います。


 

ページトップへ

〒380-0903 長野市鶴賀字峰村74
国土交通省 千曲川河川事務所 TEL:026-227-7611 FAX:026-227-9466
Copyright (C) Chikuma River Information Room. All Rights Reserved..