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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第19回は、「戸倉下流河道掘削他工事」の長谷川さんです。


【 戸倉下流河道掘削他工事 】

  株式会社 栗木組 現場代理人 長谷川さん 
 休       暇  第2・4土曜、日曜・祝日
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:00
 休日の過ごし方  妻とショッピング
 春から秋にかけて少年野球の審判


 1.この仕事についたきっかけ

 とにかく大きな物を作る仕事をしたく、大学選定の際に建築か土木で悩みましたが、公共工事の割合が多く、景気の波に左右されないと思い、今の仕事につきました。

 2.仕事のやりがいを感じるとき


 自分が携わった現場(特に新設の道路、橋梁)の上を車で走行しているとき。
また、その道路上で家族、友人に(俺が作ったんだよ)と言えるとき。


 3.一番大変と感じるとき


 困難な現場や、たいへん多くの書類を作成し、工期が迫っているときは大変だが、一番大変だと感じるのは、人間関係。
 若いころは、年上の作業員しかいないために、何をどのように説明し、行わせるのかで大変苦労しました。
現在は年下の者をどのように教育していくのか、年下の上司にどのように使われていくのか、日々考えながら行動しています。

 4.本工事現場の特徴・安全上の工夫など

 
 当現場は、女性の活躍を支援する環境改善を促進する試行現場に指定され、実際に土工事の下請負会社に女性のダンプトラック運転手がいるために、女性専用の仮設トイレを設けました。
 このトイレは、暗証番号を知らない男性は扉を開けることができないので、通常の仮設トイレと違い、いつも清潔に保たれており、使用中も清水の流れる音が出すことができるので、安心して使用でき、大変喜ばれています。

                 
   
    


 5.建設技術者を目指す学生に一言


 建設業は近年、若い技術者がなかなか育たない環境にありますが、若い世代がこれからの建設業界を担っていってもらわないと、建設業自体衰退してしまうと思われます。
 ゆとり世代は競争意識が薄い、出世意欲がないとか言われていますが、スポーツ界においてはこのゆとり世代が世界に羽ばたいています。
 建設業に興味があり、この建設業を引っ張っていくと思っている、向上意欲のある若者は建設技術者を目指して頑張ってください。



 

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