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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第14弾は、「屋島・福島地区樋門設計等業務」の北野さんです。


【 屋島・福島地区樋門設計業務 】

  パシフィックコンサルタンツ株式会社 管理技術者 北野  さん
 休       暇  土曜日、日曜・祝日
 就 業  時 間  6:00 ~ 17:00 (早朝が集中タイムです)
 休日の過ごし方  散歩、筋トレ、読書


 1.どんな仕事ですか?

 平成27年度屋島・福島地区樋門設計等業務は、千曲川の治水安全度を確保すべく、堤防の嵩上げに必要な樋管の改築の設計を行うものです。北八幡樋門は全面改築、中島樋門と柳原排水機場排水樋門は嵩上げのための補強あるいは継ぎ足しの予備設計を行います。北八幡樋門は上下流側に新旧機場が近接しているため、施工に配慮した設計が必要となります。また、現況堤防天端は一般道路占用され交通量が多いため、工事中の車両の切廻しが重要です。本業務は、CIMの試行業務であり樋門にCIMを適用する課題解決の契機になると考えています。

     
 CIM を用いた協議  樋門点検機の試行  函内損傷を3次元化し引継
   
   職員職員パソコンでも閲覧可能な3次元PDF
 
 道路協議にウオークスルー動画活用(上:鳥瞰 下:運転者の速度と目線)

 2.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?


 段取りどおりに仕事が進んだ時、自分が知らなかったことを勉強できた時は、とても楽しく仕事のやりがいを感じます。このように仕事が楽しい日が1ヶ月間の中で1日あれば幸せだと思っています。・・・幸せのハードル低すぎかもしれません。


 3.一番大変と感じるとき


 業務当初に練った段取りどおりに業務が進まない時です。競馬にたとえれば、設計業務はラストスパート型ではなく、先行逃げ切り型の方がとうまくいくようです。

 4.アピールポイントを教えて下さい

 
 自分の専門分野だけで自分の仕事を閉じていないことが特徴です。社内や社外の異分野の人達とのコラボレーションを大切にし、相乗効果を発揮することを目指しています。例えば、私は河川構造設計を軸にしつつ、維持管理、3次元計測、UAV、PFIと幅広く仕事をする機会をいただいています。


 5.建設業を目指す方に一言


 今、46歳です。20代は伸び悩み何度も辞めようと思っていましたが、35歳くらいになってからやっと自分で仕事に自信がもてるようになり、40歳ぐらいから急に世界が広がりました。建設業は、人によっては、若いうちから表面的な成長が見えにくく一見伸び悩んでいるように感じるかもしれませんが、個人差がありますので、気長に構えて下さい。建設業の場合は、「石の上にも10年」です。建設技術者の成長曲線は2次関数です。



 

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