千曲川河川事務所千曲川情報館
防災/災害情報ニュース/イベント入札契約情報事務所と事業環境への取り組み知る・遊ぶ・協働総合学習素材リンク集
トップページ >インタビュー一覧>技術者インタビュー

河川事業概要



 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第9回は、「栗林築堤護岸工事」の羽入田さんです。


 
【 栗林築堤護岸工事 】

  株式会社鹿熊組 現場代理人 羽入田さん
 休       暇  土曜、日曜・祝日 
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:15 
 休日の過ごし方  野球


 1.この仕事についたきっかけ
 
 父が建築関係の仕事を営んでおり、幼いころより物造りの大変さや楽しさを間近で見ていたのがきっかけです。
 
 2.仕事のやりがいを感じるとき

 
 工事が完成したときは、とても達成感を感じます。何もないところから徐々に工事が進んでいき完成するまで全てに携わることができるのが、この仕事の魅力だと思います。
 

 3.一番大変と感じるとき

 
 土木工事は、自然と向き合って進めていく工事です。雨が降るたび増水や土砂崩壊等で現場が被害に合わないか常に心配になり大変さを感じます。

 4.本工事現場の特徴・安全上の工夫など

 
 本工事は、中野市栗林地先において施工延長約340m間の、既設堤防嵩上げ腹付け盛土及び、護岸を行う工事です。
 盛土工事に際しては情報化施工として、マシンコントロールブルドーザによる盛土材の排土板自動制御による巻出し、敷き均し。・マシンガイダンスバックホウによる丁張を設置しない法面整形。・GNSS締固め管理システムによる、転圧管理を実施しました。
 本工事は、直線区間がなく、3つのカーブで設計されているため、従来の施工管理方法では多くの丁張設置が必要でしたが、情報化施工採用により丁張よりも正確で高精度の整形が出来るため、丁張設置作業の削減と品質向上が図れました。



  ◇ブルドーザーを巻き出し、敷均し(マシンコントロール)

       
   排土板自動制御による巻き出し   コントロールユニットで巻き出し厚を設定 


  ◇法面整形(マシンガイダンス)

       
   丁張を設置しない法面整形   モニターで法面ラインを確認しながら法面整形


  ◇転圧状況(GNSS[締固め管理システム])

       
   転圧状況   均一でムラのない転圧回数管理 


 5.建設技術者を目指す学生に一言

 
 土木工事は自然の中がメインです。自然の中、工事に関わる人々と日々協力しながら、同じ目的に向かい工事が完成した時の達成感は最高ですよ。あなたも仲間に加わってみてはどうですか。
              



 

ページトップへ

〒380-0903 長野市鶴賀字峰村74
国土交通省 千曲川河川事務所 TEL:026-227-7611 FAX:026-227-9466
Copyright (C) Chikuma River Information Room. All Rights Reserved.