千曲川河川事務所　管内工事情報　技術者

　千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
　管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
　第8回は、「千曲川中野管内維持工事」の宇田さんです。

【千曲川中野管内維持工事】

池田建設株式会社　担当技術者　宇田　さん
休　　　　　　暇	第2・4土曜、日曜・祝日
就　業　時　間	8：00　～　17：00
休日の過ごし方	子供と遊ぶ

１．この仕事についたきっかけ

　高校在学中には長野オリンピックに向けて至る所で建設工事が行われていました。土木科だったので工事現場を見学する機会もあり、自分も地図に残るような仕事に携わりたいと思いこの業界に就職しました。

２．仕事のやりがいを感じるとき

　工事はその場所場所で条件が全く違うため様々な問題に直面しますが、それを乗り越え無事故で完成することが出来た時は喜びを感じます。現場代理人はひとつの現場に最初から最後まで関わる唯一の人間なので、“この現場は自分が手掛けた”という充実感は誰よりも強いと思います。

３．一番大変と感じるとき

　雨、風、雪等の影響による現場の対応は、工程,安全,施工管理全ての見直しが必要となるため大変だと感じます。

４．本工事現場の特徴・安全上の工夫など

本工事は堤防の除草,維持作業及び緊急時の対応です。
除草作業は距離が長く日陰が無いため、夏の作業時は頻繁に休憩ができるようキャンピングカーを設置し、作業員の熱中症防止に努めました。
洪水時に備え、月1回排水ポンプ車及び照明車の点検及び内水排除訓練を行いました。
油流出事故が発生した際は、千曲川への油流入を防止するためオイルマット,オイルフェンスの設置を迅速に行いました。/td>

５．建設技術者を目指す学生に一言

　　ひとつの工事でたくさんの人と関わりますが、その人間との接し方で現場の仕上がりは大きく変わります。専門知識をどれだけ持っているのかよりも、人間としての気持ちのほうが重要だと思うので、素直で自分の考えをしっかり持っている後輩がたくさん集まってくれればうれしいです。　　
　　　　　　　　　　　　　　