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 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 第7回は、① 屋島・大豆島地区測量業務 ② 戸倉・松本管内測量業務の鈴木さんです。


【 屋島・大豆島地区測量業務
戸倉・松本管内測量業務 】

  株式会社平成測量 担当技術者 鈴木さん
 休       暇  第2・第4土曜、日曜・祝日 ※休日勤務あり
 就 業  時 間  8:30 ~ 17:30 (+時間外労働…繁忙期は深夜まで)
 休日の過ごし方  子供と遊ぶ、ドライブ、料理


 1.どんな仕事ですか?

 千曲川の河川堤防の現況を調査し、築堤計画及び適切な維持管理に必要となる検討資料を作成しております。近年の業務では、従来の測量方法である基準点測量や法線測量、縦断横断測量に加え、堤防全体を3次元でモデル化できる地上レーザー測量を実施しております。

 2.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?


 私たちの主な仕事は現況の調査です。絶えず変化していく地形の一瞬を切り取り、調査結果は図面等にまとめます。業務の中では、現況の調査結果と過去の調査結果を比較することが多いのですが、人間や自然の影響を受けて変化した地形を見るのは個人的にはとても興味深くやりがいに感じます。

 3.一番大変と感じるとき


 3次元計測を行うようになり、1日で数千億点の点群データを取り扱うようになりました。高品質の成果を作る為には、どうしても不要となるデータをオペレータ―が丁寧に除去する必要があるのですが、現場の規模によっては何日も深夜までこの作業と向き合わなくてならないことがあり、大変に感じております。

 4.アピールポイントを教えて下さい

 
 弊社では、3次元技術での計測作業を積極的に導入し、「コンストラクション・インフォメーション・モデリング」に対応した最新の測量技術をお客様に提供しております。具体的には地上型レーザスキャナやUAVを使用した写真測量等です。また、水中の測量も得意としており、ナローマルチビーム測量やサイドスキャンソナー等の活用により、常に新しい測量成果を提案しております。(以下は、千曲川堤防のCIMモデルとダムの三次元段彩図です。)

   


 5.建設業を目指す方に一言


 近年の測量技術は、情報化社会の発展と共に急速な進化を遂げています。学校やテキストでは教えてくれない先端の計測技術は、既に実務の中に取り入れられ、私たちの生活を支える基盤作りに活用されているのです。私たちの職業は、自然の中で人間の技術を惜しみなく発揮出来るユニークでクリエイティブな仕事だと思います。もし、この記事を読んでくれたあなたが好奇心旺盛で、常に変化を求めているのならば、私たちの仲間として働いてみませんか?あなたにしか出来ないことが、きっと見つけられるはずです。



 

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