千曲川河川事務所　管内工事情報　技術者

　千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
　管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。
　第6回は、「平成26年度管内測量業務」の東海林さんです。

【平成26年度管内測量業務】

株式会社ダイエー測量設計　主任技術者　東海林　さん
休　　　　　　暇	土曜(年6日程度出勤日有り)、日曜・祝日、夏季休暇、年末年始休暇、GW
就　業　時　間	8：30　～　17：30　(19時までには退社）
休日の過ごし方	現場途中で見つけた名所へ出掛けたり、子供達の部活の応援

１．どんな仕事ですか？
計画・調査・設計などの基礎資料となる測量業務を年間通じて行います。　測量作業の内容としては主に基準点・地形・路線・河川測量を行う他、河川管理に必要となる距離標の更新や出水等緊急（災害）時には洪水痕跡調査なども行っています。　管内測量業務ですので千曲川は飯山～上田、犀川は波田町までと広範囲の地区での作業となります。
２．どんな時に仕事のやりがいを感じますか？
業務を総合的に考えればインフラ整備に伴う「社会貢献」や「地図に残る仕事」に携わり、自分自身の足跡が仕事を通して残せることでしょうか。　また、ICTの活用や、デジタル測量技術により新しい測量方法を取り入れ、従来より高精度で高品質な成果を提供したときでしょうか。　　　　　　※ ICT … 衛星などを使った情報通信技術
３．一番大変と感じるとき
夏の暑さ、冬は寒さに耐えながら測量精度を確保する事でしょうか。　また、住宅地では住民の方に声を掛けられるたびに作業内容の説明するまではいいのですが、ご親切な方だとご自宅でお茶やお茶菓子などをご馳走して頂け…予定していた作業が終わらないことがあります。
４．アピールポイントを教えて下さい
当社の技術部フロアには大野勝彦さんの詩「この道は俺の行く道、のろくてもいい遠くてもいいしっかり歩いて行こう」と、もう一篇「目標を決めたら迷うことはない心配ばかりしていると日が暮れる」が掲げられています。　社員一同この詩を心に留め日々の業務で技術力を磨き、専門知識を習得するべくスキルアップを図っています。
５．建設業を目指す方に一言
道路・鉄道・上下水道・送電網・港湾・ダムなど社会基盤を整備するうえで「社会貢献」ができる業界だと思います。　また、目に見えて「かたち」になり、「地図」に残り、「技術」を身に付けられる仕事ですから、とても充実感、達成感が味わえます。　一歩一歩確実に安心、安全な未来の街を、子供たちに誇れる「ものづくり」を一緒にしていきましょう。