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河川事業概要



 千曲川河川事務所では、現場で活躍する技術者へのインタビューを通じ、インフラ整備への理解や関心向上のため、工事受注者と協働した広報活動に取り組みます。
 管内の各現場の技術者へ、仕事についたきっかけ、仕事のやりがい、現在担当している現場の特徴などをインタビューし発信していきます。

 平成27年度、第1回は「上今井築堤他工事」の青木さんです。


【上今井築堤他工事 】

  川中島建設株式会社 現場代理人 青木  さん
 休       暇  第2・4土曜、日曜・祝日 ※休日勤務あり
 就 業  時 間  8:00 ~ 17:00 (+時間外労働…繁忙期は23:00頃)
 休日の過ごし方  買い物、ネットサーフィン、ゲーム等


 1.この仕事についたきっかけ

 生活の基盤を支える「インフラストラクチャーの整備」というものに漠然と興味を持ったことを契機として、大学で都市環境工学を専攻しました。その延長で、地元企業に勤めて地域のインフラ整備に携わりたいと思い、この仕事を選びました。

 2.仕事のやりがいを感じるとき

 同じような道路工事や河川工事をしているように見えて、実はそれぞれ現場によって条件が大きく異なり、多くの課題・難題が立ちはだかります。それらを乗り越え、無事に工事を完成させたときの達成感・充実感というものは魅力的だと思います。特に、実際に工事目的物の恩恵を受けるであろう周辺住民の方から、工事の完成を喜ぶ声や感謝の言葉を頂いたときは苦労が報われると思います。

 3.一番大変と感じるとき

 前述のとおり、同じ道路工事や河川工事でも現場条件が異なり、それに対応しなくてはなりません。
「現場は生き物」と表現する人もいますが、実際に自然(+人間の社会生活)を相手にする仕事なので、複雑な条件のもと日々変化する現場状況に対応していく中で、時には思わぬ悪戦苦闘を強いられることもあります。

 4.本工事現場の特徴・安全上の工夫など
 


 本工事は、複数の点在している施工箇所において、堤防をかさ上げし所要の堤防高を確保することを目的としています。

【上今井工区】
 上今井工区においては、盛土工事を行っています。
現在普及段階にある情報化施工を当現場でも採用し、効率的な施工を進めています。

 

【笠倉工区】
 笠倉工区においては、特殊堤(パラペット)と呼ばれるコンクリート構造物を施工し堤防の高さを確保する工事を行っています。既存の護岸ブロックが施された法面上での作業となるため、仮設作業足場を構築し、安全作業に努めています。

 5.建設技術者を目指す学生に一言

 建設業という仕事は、大変なことや煩わしいことが数多くつきまとうことは否めません(多かれ少なかれどんな仕事でも同じだと思います)が、社会基盤を支える土台としての重要な役割を果たしています。
 そして何より、ある会社が掲げたキャッチコピー「地図に残る仕事」が示すように、半永久的に形として残る物が多い仕事です。
 社会に貢献し、形として残るこの仕事の良さというものを多くの方と共有できたら幸いです。



 

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