遊魚とは水面において魚や貝などの水界生物を捕るレジャーのことです。以前は遊漁の場所、方法などに対する規制はほとんどなかったのですが、近年は水界生物をとらえることを暮らしの手段にしている漁業者との間でトラブルが発生する例が多くなり、また、レジャーを楽しむ人たちの遭難事故も多くなっています。そこでこれらのトラブルや事故を防ぐための方策として、県や市町村、漁業者協同組合などによる遊漁についての規制が行われる河川が増えています。今後、漁業者による水面の生産的利用とレジャー的利用をどのように調整させていくのかが大きな課題になっています。 |