カモ科ハクチョウ属全体の鳥を指します。種類としてはコブハクチョウ、コクハクチョウ、クロエリハクチョウ、ナキハクチョウ、オオハクチョウ、コハクチョウの6種ですが、冬の渡り鳥としてシベリア方面から日本にやってくるのはオオハクチョウとコハクチョウです。オオハクチョウは全長140cm、翼を広げたときの長さは約220cm、体重は7〜10kgもあります。親鳥は純白ですが、幼鳥は淡い褐色をおびた灰色をしています。主な越冬地は北海道、東北、北陸地方で、毎年、全国で1万数千羽が冬を越すといわれています。