土砂災害学習コーナー

土砂災害にはどんな種類があって、どうして起こるのですか?
土石流
谷や斜面に貯まった土・石・砂などが、梅雨や台風などの集中豪雨による水といっしょになって、一気に流れ出してくるのが土石流です。破壊力が大きく、また速度も速いので、大きな被害をもたらします。


地すべり
比較的緩やかな斜面において、地中の粘土層など滑りやすい面が地下水の影響などで、ゆっくりと動き出す現象です。一度に広い範囲が動くため、ひとたび発生すると住宅、道路、鉄道、耕地などに大きな被害を及ぼしたり、川をせき止めて洪水等を引き起こすことがあります。


がけ崩れ
地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちることをいいます。崩れ落ちるスピードも速いため、人家の近くで起きると逃げ遅れる人も多く、死者の割合も高くなっています。


模型実験(砂防えん堤なし)
模型実験(砂防えん堤あり