土砂災害学習コーナー

土砂災害にはどんな種類があって、どうして起こるのですか?
過去の災害(羽越災害)
今なお危険を秘めて
昭和42年8月の羽越水害における犠牲者のほとんどは支渓流からの土石流災害によるものであり、これら土砂災害の著しかった地域の対策を重点的に行ってきましたが、飯豊山系直轄砂防区域の土石流危険渓流は、未整備渓流が多く、地形・地質的な条件から見ても降雨時の誘因が重なれば、再度羽越水害のような被害を繰り返す恐れがあります。また、磐梯朝日一般荒廃地を水源とする各流域内には、羽越災害時に生産された土砂が今なお不安定な状態で堆積しています。各流域内においては種々の開発による資産の量的かつ質的な向上が進んでいます。
- 一般荒廃地からの流出土砂の抑止、調節(基本施設の整備=流域全体の整備状況)
- 土石流危険渓流対策の推進

実川地区の土石流災害の状況
(1967.8)
流木の山となった小国大橋
(小国町小国地区)
がん丈な家も土石流にはひとたまりもない
(黒川村坂井南俣地区)
土石流に埋まった家屋
(新発田市溝石地区)
土石流で河原と化した温泉街
(関川村湯沢温泉地区)