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植物
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ミヤマイラクサ
【Laportea macrostachya】
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(イラクサ科)
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現地撮影
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生態情報
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大きさ、葉の形
高さが1メートルにも達する大きな草で、茎は直立して堅いトゲに覆われていて触るととても痛いです。葉は、互い違いにはえ、広い卵形で10〜25cm、先はとがり、葉の縁には大きな鋸歯(ギザギザ)があります。
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生えている場所
日本全国の山地などに分布し、比較的うす暗いところに生えています。
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花のようす
冬は地下茎などで休眠し、翌年も花をつける多年草です。雌雄異株
(ひとつの花におしべとめしべがなく、雄花をつけるものと雌花をつけるものが別の株)で、花は6月〜7月に咲きます。
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参考
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イラクサの茎葉に細かい刺があり、この刺にヒスタミンを含むため、指でさわると、いつまでも痛くてかゆいです。漢方薬として用いられるほか、春の山菜としてアイコと呼ばれ、若い葉を茹でて、おひたしやあえものにして食べます。
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