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昆虫類
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ツマジロウラジャノメ
【Lasiommata deidamia】
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(チョウ目ジャノメチョウ科)
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現地撮影
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生態情報
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からだの特徴
はねを開いた時の幅が55mmぐらいのチョウです。はねは褐色で蛇の目のような紋があり、また、前ばねには表裏とも白紋がありよく目立ちます。
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すみ場所
北海道・本州・四国に分布しています。本州では標高800〜2000mに多くみられ、おもに渓谷沿いのガケ地などにすんでいます。
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生活のようす
成虫は温暖な地方では年3回、寒冷な地方では1〜2回発生で、5〜9月にみられます。岩場にはねを半開きにしてとまったり、ヒメジョオンなどの花を訪れます。幼虫はイネ科のヒメノガリヤスの葉を食べます。成虫で冬を過ごします。
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参考
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ガケ地のあるような山地の渓流環境と関わりを強く持った虫のひとつです。
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