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昆虫類
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クジャクチョウ
【Inachis io geisha】
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(チョウ目タテハチョウ科)
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撮影:大野 豊
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生態情報
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からだの特徴
はねを開いた時の幅が55mmぐらいの美しいチョウです。はねは橙色で、クジャクの羽根を思わせる「眼状紋」といわれる眼のような模様があります。はねの裏は黒褐色です。
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すみ場所
北海道と中部地方より北の本州に分布しています。おもに山地の日当たりのよい草原などに多くすんでいます。
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生活のようす
成虫は年2回発生し、6月下旬〜10月までみられ、冬を過ごした成虫は次の年の春に再びあらわれます。飛びかたは速く、サクラ、タンポポなどの花の蜜を吸ったり、地上で水を吸ったりします。幼虫はカラハナソウ、ホソバイラクサなどの葉を食べます。
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参考
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草原をと飛んでいる姿が美しいチョウで、学名に「geisha(芸者)」というなまえ名前がつけられてます。
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