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昆虫類
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ノシメトンボ
【Sympetrum infuscatum】
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(トンボ目トンボ科)
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生態情報
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からだの特徴
お腹(はねのつけねからお尻の先まで)の長さが25〜32mm、はねの長さが28〜37mmぐらいのトンボです。いわゆる「赤トンボ」と呼ばれるトンボの仲間で、成熟すると鮮やかな赤色になります。羽化したばかりのものは褐色です。はねの先に黒い部分があります。
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すみ場所
北海道・本州・四国・九州などに分布しています。幼虫(ヤゴ)は水の中で、成虫は陸上で生活していて、成虫は平地から山地のいろいろな場所に普通にみられますが、幼虫は水田や池沼にすんでいます。
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生活のようす
成虫は年1回、6月ごろに羽化しますが、夏の間は高い山などへ移動して過ごします。秋季になると再び水田や池沼などに移動し、卵を産みます。幼虫は水の中の小さな生きものを、成虫は小さな虫を捕まえて食べます。
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参考
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秋になるとからだが赤くなる、いわゆる「赤トンボ」と呼ばれるトンボは20種類ぐらいいますが、アキアカネと並んで数の多い種類の一つです。
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