湯沢砂防事務所管内の融雪状況をヘリコプターから調査しました

− 芋川については、工事再開に向けて引き続き監視を継続します −

平成18年4月13日
国土交通省湯沢砂防事務所


  今冬は記録的な豪雪となり、芋川流域における砂防工事は、一部の箇所を除いて山間部での工事は中断しています。専門家及び職員によるヘリコプター調査を行いましたが、現段階では再開は難しい状況です。今後も継続してヘリコプターからの調査を実施し、雪解けにあわせて速やかに砂防工事を再開して参ります。


1.芋川流域の調査

<概要>

 北陸地方整備局防災ヘリコプター「ほくりく号」で、専門家(新潟大学災害復興科学センター 丸井英明 教授専門)の同乗によって、芋川流域について上空から積雪状況及び雪崩や土砂流出の発生の有無等について確認しました。

<調査結果(4月10〜11日)>

 小規模な雪崩や土砂流出は発生していましたが、大規模なものの発生は認められません。また、東竹沢地区・寺野地区の仮排水路に異常は認められません。

 各工事箇所では積雪が多く、雪崩の危険性もあるため、現段階での工事の再開は難しい状況です。改めて次回以降の調査(4月20日、27日予定)を踏まえて再開時期を検討して参ります。


2.湯沢砂防管内の調査

<概要>

 砂防設備のある渓流を中心に、雪崩や土砂流出の発生の有無等について監視を行いました。調査結果は県・市町村等関係機関と共有し、融雪災害への警戒に役立てます

<調査結果(4月10〜11日)>

 小規模な雪崩や土砂流出は発生していましたが、大規模なものの発生は認められません。


参考:今年と昨年の積雪状況の比較
問い合わせ先
北陸地方整備局 湯沢砂防事務所   TEL 025-784-2263(代表)
 1.芋川流域について  流域対策課長 山本 悟   内線361
 2.管内全域について  調査課長   杉本 宏之  内線351