平成18年3月23日
国土交通省湯沢砂防事務所
今冬は記録的な豪雪となり、各地で雪崩等の豪雪被害が発生しました。また、芋川流域においては、一部の箇所を除いて豪雪のために工事を中断しています。
湯沢砂防事務所では、融雪期の3〜5月、ヘリコプターからの調査を行い、雪崩や土砂流出、融雪状況の監視を行い、雪解けにあわせて速やかに砂防工事を再開して参ります。
定期的(10日に1回を予定)に融雪状況の監視を行い、除雪に支障がない程度まで積雪が減少し、アクセス路を含めた工事現場周辺について雪崩等からの安全が確保できると判断された箇所から順次速やかに再開して参ります。
小規模な雪崩や土砂流出は発生していましたが、大規模なものの発生は認められません。また、東竹沢地区・寺野地区の仮排水路に異常は認められません。
各工事箇所では積雪が多く、雪崩の危険性もあるため、現段階での工事の再開は難しい状況です。改めて次回調査(3月27日予定)を踏まえて再開時期を検討して参ります。
砂防設備のある渓流を中心に、雪崩や土砂流出の前兆・発生の有無等について監視を行います。調査の結果は、県・市町村等関係機関と共有し、融雪災害への警戒に役立てます。
小規模な雪崩や土砂流出は発生していましたが、大規模なものの発生は認められません。