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平成16年2月23日 | |
湯之谷村損害現場における無人化施工の導入 |
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−北陸地方整備局開発の遠隔操作型バックホウの新潟県における初めての本格運用− |
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1.概要 | |
2.10湯之谷村佐梨川土砂崩落災害の現場では再崩落の危険性があることから危険区域内の工事を2月20日より無人化施工(遠隔操縦対応型バックホウ)で行っています。 | |
この機械は、遠隔操作によりバックホウを危険区域外(例えば現場事務所内)から操縦することができるため、危険な場所での作業を無人化で施工することが可能です。今回の災害現場のように危険性が残っているにも係らず緊急的に復旧工事を行う必要があるところでは、二次災害を防止するうえで非常に有効な機械です。 | |
北陸地方整備局は、平成8年の蒲原沢土石流災害を契機に汎用機械に取り付け可能なシステムとして無人バックホウの開発を行いました。現在3台保有していますが、本システムの「遠隔操作型バックホウ」を新潟県内で本格的に運用するのは、今回が初めてのケースです。 | |
2.無人化施工の使用機械 | |
・ 遠隔操作対応型バックホウ (1.4m3) 1台 | |
・ 遠隔操作対応型バックホウ (0.8m3) 1台 | |
岩掘削のブレーカに活用。 | |
上記の機械は、150mの距離から遠隔操作することが可能です。 | |
なお、このほかに、民間所有の無人バックホウロングアーム(0.4m3)を活用しています。 | |
3.当面の工事内容 | |
再崩落があった場合に無人化施工により除石を行うため、進入路及び作業ヤードを無人化で施工しています。 |
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