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砂防堰堤に魚道を新たに設置しました
 湯沢砂防工事事務所では、魚道が設置されていない既設の砂防堰堤に、魚道を設置する工事を積極的に行っています。
 今回、塩沢町にある登川砂防堰堤に新たに魚道を設置しました。登川砂防堰堤は、昭和61年に完成し、高さ10m、長さ124mの砂防堰堤です。位置図へ

 魚道は、堰堤の右岸側(川を上流から下流に向かって見た時に右側を「右岸」といいます)に穴を開け、そこから下流へ階段状に設置しました。
 魚道にはいろいろなタイプがありますが、今回は「バーチカルスロット式」と呼ばれる魚道を設置しました。 魚道のタイプ
 このあたりにはイワナなどが生息しており、この魚道により砂防堰堤が障害になることなく、行き来できるものと期待しています。
 湯沢砂防工事事務所では、今後も魚道の設置を推進していきたいと考えています。

写真1 写真2
魚道を下流から見る(魚は隙間を通る) 魚道の全景(右岸側から見る)
写真3
魚道の拡大写真(流れに変化をつけるため、石を張っています)