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女性の視点で考える土砂災害に強い国土づくり
富山市で開催された土砂災害防止推進の集い全国大会

 6月は「土砂災害防止月間」であり、昭和57年から防災意識の普及をはかる講演会、展示会、警戒避難訓練などを全国的に展開しています。なかでもその中心的行事である「土砂災害防止推進の集い全国大会」が、3日と4日の両日、富山市で開催されました。
 17回目を迎えた今回は、女性の立場や視点から土砂災害防止を考えることをテーマにすえ、大会の企画・運営には、女性砂防技術者によるワーキンググループ(8名)や、各方面で活躍されている女性が中心となったプロジェクトチーム(8名)があたりました。
 シンポジウムでは、4人の女性パネリストにより、防災意識の普及や広報活動の必要性が指摘されたり、将来を担う子供たちに何を伝えるべきかなどが話し合われました。式典では、土砂災害防止功労者として、立山の砂防事業に貢献された松嶋久光氏らが建設大臣表彰を受けられました。
 翌日は、昨年6月に開館した「立山カルデラ砂防博物館」などの現地見学会が行われ、大勢の参加を得た意義ある大会になりました。
 

当地域からは石田タマエさんが出席され、
感想をお寄せくださいましたので紹介します。