清津川上流部の流域の山腹は、急峻で基岩の露出が多く、大規模な崩壊地が各所に発生しています。これらの上流部から土砂が流下しています。また、本流域は急流が多くや渓床や渓岸の侵食等に伴い、土砂が流下し、下流の集落や道路等に影響が生じる恐れがありました。このため、大川床固工群を設置し、渓床と渓岸の侵食を防止しています。
通常、流路工が設置されると、上下流に比高差が生じるために、魚の遡上(上・下流への移動)ができなくなります。この流路工では、魚が遡上(上・下流への移動)できるように、魚道と呼ばれる魚専用の通路を設置しています。
竣工年 | 川幅 | 流路延長 | 床固工 | 帯工 |
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概成 | 17~22m | 3,385m | 20基(35) | 0基(9) |
撮影: 平成10年
昭和52年度砂防設備台帳より
昭和52年度砂防設備台帳より
昭和52年度砂防設備台帳より
昭和52年度砂防設備台帳より