釜川流域は七つの滝と淵、発達した渓岸柱状節理が美しく、名勝天然記念物「七ツ釜」に指定されています。しかし、平成7年4月下旬、大量の雪解け水により七ツ釜は崩落し、すべての釜が土砂により埋没、下流に甚大な土石流災害が発生する恐れがありました。このため、周辺の景観及び環境に配慮し凝岩型枠(凝岩ブロック)を使用した七ツ釜下流砂防堰堤を設置しました。
景勝地であることから、周辺の景観に配慮し、擬岩ブロックを使用して砂防堰堤が周辺になじむようにしています。
竣工年 | 高さ H | 長さ L | 型式 |
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平成9年 | 14.5m | 31.3m | 重力式不透過型 |
撮影: 平成10年
撮影: 平成10年8月