水無川は、八海山・中ノ岳および駒ケ岳を水源とした急流荒廃河川であり、大量の土砂が魚野川との合流点付近までに広大な扇状地を形成しています。この扇状地からは出水のたびに土砂の氾濫を繰り返し、災害を発生させてきました。高石沢第2号砂防堰堤は、高石沢第1号砂防堰堤の上流に位置し、高石沢からの土砂の水無川への流下を防止するために設置されました。
通常、砂防堰堤等が設置されると、上下流に比高差が生じるために、魚の遡上(上・下流への移動)ができなくなります。この堰堤では、魚が遡上(上・下流への移動)できるように、魚道と呼ばれる魚専用の通路を設置しています。
竣工年 | 高さ H | 長さ L | 型式 |
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平成7年 | 6.5m | 32.0m | 重力式不透過型 |
砂防設備台帳より