魚野川の源頭部は谷川岳を中心とした重荒廃地域(植生が不安定で、大規模な崩壊地やはげ山が目立つなど、特に荒廃の著しい地域)となっており、その山々は急峻で、下流への土砂流出が非常に活発です。昔から何度も土砂災害が繰り返されてきましたが、魚野川第1号堰堤や土樽砂防堰堤を基幹とした一連の砂防施設を設置したことにより、安全な土地利用が可能となりました。これらの砂防堰堤は、魚野川流路工と一体となって湯沢町の発展に寄与しています。
竣工年 | 高さ H | 長さ L | 型式 |
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昭和63年 | 11.0m | 96.0m | 重力式不透過型 |
撮影: 平成10年
砂防設備台帳より