トップ > 羽越水害とは
流域平均で雨量430mmの記録的な豪雨が、山形・新潟両県を襲ったのは、昭和42年8月28日のことでした。
新潟県北部では、上層に北西からの乾燥した空気が入り、下層では南西からの湿った暖気が入り込む「対流不安定」と呼ばれる特異な大気の状態となりました。このため前線の活動が活発となり、新潟・山形両県に28日から29日にかけて記録的な集中豪雨が襲い、荒川流域の各所で堤防の決壊、土石流、がけ崩れ等を引き起こし、日本の災害史上に残る大惨事「羽越水害」となりました。