パレットとやま お茶の間にリアルタイムな「防災情報」
〜全国初!ケーブルテレビを用いた官民共同による防災番組〜


 富山県ケーブルテレビ協議会と国土交通省、富山県が取り組んできた「防災・災害情報提供システム」について、このたび、国土交通省側のデータ提供の準備が整ったため、2月17日から防災番組の放映が開始可能となりましたのでお知らせします。これにより、ご家庭のケーブルテレビでリアルタイムに防災情報を見ることが可能となります。



●防災・災害情報提供システムとは?
 県ケーブルテレビ協議会と国土交通省及び富山県とをネットワーク網で結び、それぞれが保有している防災情報を統合して、災害が予見される緊急時にケーブルテレビ会社が防災番組を放映するシステムです。現時点では、国土交通省と県ケーブルテレビ協議会のデータで番組構成されます。
  官民が一体となってケーブルテレビで防災情報を放映するのは、全国初の試みです。
   
●どのような番組になるの?
   国土交通省からは、富山県に関係する6事務所(富山河川国道事務所、黒部河川事務所、立山砂防事務所、利賀ダム工事事務所、神通川水系砂防事務所、伏木富山港湾事務所)が保有する約50箇所の水位、雨量データのほか、約100箇所の河川・砂防・海岸カメラ映像が提供されます。
 ケーブルテレビ協議会はそれらのデータと気象情報を使用し、全県版の防災番組を作成します。その番組に対して、各地域のケーブルテレビ局は地元に密着した防災・災害情報を加えていきます。地元に密着した情報の中でも、特に緊急性や重要性が高い情報は全県に配信され、各地域で放映されます。
   
●番組のイメージは?
  別添のとおりです。
   
●どのようなとき放映が開始されるの?
   風水害や地震、大雪などにより、大きな被害が想定される場合に放映を開始します。普段は通常の番組や防災に関するミニ番組を放映しています。
   
●今後の展開は?
   今後、富山県の防災関連データも加わる予定であり、また、新しいカメラや観測機器が設置され次第、そのデータはケーブルテレビ協議会に提供されますので、ますます充実した番組になっていきます。


問い合わせ先

国土交通省 富山河川国道事務所(電話076-443-4701(代))
〒930-8537 富山市奥田新町2番1号
事業対策官 和田 日朗 TEL.076-443-4717(直通)
  調査第一課長   寺沢 直樹   TEL.076-443-4715(直通)
 
富山県ケーブルテレビ協議会
(株)ケーブルテレビ富山
番組制作部長 岩口 忠司 TEL.076-444-5877(直通)