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この浸水想定区域図は、神通川水系西派川(神通川からの分派点から神通川への合流点まで)の洪水予報区間で洪水はん濫した場合において、水防法の規定により指定された浸水想定区域と、当該区域が浸水した場合に想定される水深を示したものです。 |
(2) |
この浸水想定区域図は、現在の西派川の河道整備状況を勘案して、洪水防御に関する計画の基本となる降雨である概ね150年に1回程度起こる大雨が降ったことにより、西派川がはん濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションにより求めたものです。なお、降雨状況により浸水想定区域と水深が異なる事があります。 |
(3) |
また西派川沿川は地形勾配が急な扇状地であるため、はん濫水は土砂を多く含み勢い良く住宅地や農地を流れ下るという特徴があります。この図はその洪水が流れ下る可能性のある区域を示したものです。 |
(4) |
この浸水想定区域図は、堤防と河道の改修が完了していない地先等、現況の河道状況を勘案して想定される複数の破堤箇所で破堤した場合等を想定した一定の条件におけるシミュレーションを行い、これを重ね合わせて最大の水深、最大の範囲を示したものです。 |
(5) |
このシミュレーションの実施に当たっては、神通川・井田川のはん濫、想定を超える降雨、内水によるはん濫(雨水が河川に排水できなく生じる浸水被害)等を考慮していませんので、この浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。 |
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なお、西派川については本川の洪水予報指定河川神通川のはん濫の影響が考えられますので、別途、指定・公表される神通川浸水想定区域図を参照する必要があります。 |