利賀ダムは庄川流域(りゅういき)の人びとの暮らしを守り、産業を支えることを目的に、庄川の支流(しりゅう)である利賀川に建設中のダムです。
利賀の豊かな自然と共存(きょうぞん)したダムづくりを進めています。



利賀ダムが上流(じょうりゅう)にふった雨などを貯(た)めておくことができる量は、東京ドームに例(たと)えると25杯分にもなるんだ。このうち約21杯分の水を下流の暮らしのために使うことができるよ。ものすごい水の量だニャー!



  流れのはげしい庄川は、大雨がふると洪水(こうずい)になり多くの災害(さいがい)をおこしてきました。でも利賀ダムが完成すれば大丈夫(だいじょうぶ)。もし、洪水がおきても利賀ダムで水をせきとめ、水の量を調節して、下流(かりゅう)に住む人びとを洪水から守ることができます。


  庄川の流れはいつも同じではありません。夏の日照(ひで)りがつづくと水が減(へ)り、飲み水や農業用水(のうぎょうようすい)が足りなくなります。でも利賀ダムがあればたくさんの水を貯(た)めておくことができるので、いつも安心して水を使うことができます。


  庄川流域(りゅういき)には多くの工場があり、工場では毎日たくさんの水が必要です。利賀ダムができれば多くの工場に水を供給できるようになります。その量は1日あたりプール24杯分にもなります。


コンクリートダム自身の重さで、水圧(すいあつ)などの力に負けずに貯水(ちょすい)するようにつくられたダムなんだ。底に向かってV字の形で、断面(だんめん)は逆三角形に近い形をしているよ。とっても丈夫なんだニャー。


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