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庄川のはじまりは、岐阜県にある烏帽子岳(えぼしだけ:高さ1,625m)です。そこから多くの山や谷を通り、富山湾に向かって流れていきます。全体の長さは115kmで富山県内だけでも63kmの長さがあります。 |
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烏帽子岳(えぼしだけ) |
岐阜県の魚帰りの滝
(うおかえりのたき) |
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富山県は山と海の距離が短く、急な川がたくさんあります。庄川は富山県を代表する流れのはげしい川です。 |
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流れも豊かな富山県と岐阜県境に架かる
合掌大橋(がっしょうおおはし)(国道156号) |
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庄川が流れている地域(ちいき)には約280,000人の人びとが暮らしているんだ。とてもきれいだから飲み水や料理の水も庄川の水がつかわれているんだ。みんなの大好きなプールの水も庄川の水なんだニャー!
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川が運んできた土砂が、山から平地に出たところに扇(おうぎ)の形になってつもった土地を「扇状地(せんじょうち)」と言います。流れの急な庄川は、大昔から洪水(こうずい)をくりかえし、下流に多くの土砂を運んできて、今の砺波平野(となみへいや)をつくりました。
明治時代までは、とちゅうで小矢部川といっしょになって富山湾に流れていましたが、洪水の被害(ひがい)が多くでたので工事が行われ、べつべつに別れて今の庄川になりました。
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庄川の扇状地・砺波平野 |
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ふだんはおとなしい庄川ですが、大雨がふると水の量が増え、暴れ川となって洪水(こうずい)がおきてしまいます。庄川の洪水は明治時代には30回もあり、昭和から平成にかけても数多くおきました。
また、雨がふらない日がつづくと、庄川の水が少なくなり、川の水を使えなくなるという被害がおきています。 |
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射水市(旧大門町)では
線路がくずれました
(昭和9年7月洪水) |
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射水市(旧大門町)が
水びたしになりました
(昭和51年9月洪水) |
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鉄橋がくずれ落ちました
(昭和51年9月洪水) |
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洪水とたたかう
砺波の人たち
(昭和60年7月洪水) |
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その昔、雄神神社(おがみじんじゃ)のまわりの地域(ちいき)を「雄神の庄」と言い、その間を川が流れていたために「雄神庄川」と呼ばれていたんだ。その後「雄神」がとれて庄川と言われるようになったのだニャン。
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弁財天(べんざいてん)
(昔、雄神神社があった所)
付近と雄神橋 |
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