利賀ダム建設事業は、平成元年から実施計画調査に着手し、その後、平成５年に建設事業に着手しています。
自然環境に関する調査は、平成４年から実施しており、「環境影響評価の実施について(昭和５９年８月２８日閣議決定)」（閣議アセス）に基づく環境影響評価を実施し、事業に伴う環境への影響の予測・評価を行うとともに、環境保全対策の考え方を示しました。
環境影響評価実施後も、学識者等の指導・助言をいただきながら、平成１１年に施行された環境影響評価法の技術的内容に準じた調査及び環境保全対策の検討を続けてきました。
本書は、それらの結果を「利賀ダム環境保全への取り組み」としてとりまとめたものです。
利賀ダム建設事業においては、引き続き、学識者等の指導・助言をいただきながら、環境保全に最大限配慮した事業を進めてまいります。