スマートICとは、地方公共団体が主体となって発意し整備するETC専用のインターチェンジのことです。コンパクトに設置が可能なスマートICは、施設の規模や設置費用、管理費用が大幅に削減できることから、インターチェンジの設置が容易になります。
 その結果、高速道路の通過地域だった箇所にスマートICを設置することで既存の高速道路の有効活用に加えて、民間の物流拠点誘致など地域活性化に寄与することが期待されます。スマートICは、本線途中の国道等との交差位置や、既存のSA・PA等に設置する場合が考えられています。



スマートICを利用することにより、既存ICを利用した場合に比べ、時間も距離も短縮されます。今まで通過するだけだった地域も、手軽に高速道路を利用できる地域に生まれ変わります。特に朝夕のラッシュに悩まされてきたユーザーにとって、短縮される距離や時間以外にもメリットは図り知れません。


迂回する形で既存ICを利用した場合に比べ、通勤やレジャーに一層利用しやすくなり、結果的に各ICの混雑も緩和され、周辺地域のアクセス向上につながります。また、スマートIC周辺への来訪者の増加や地域の交通状況の改善など、経済面でのメリットが見込まれます。

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