称名川が常願寺川に合流する千寿ヶ原は、立山黒部アルペンルートの玄関口に位置し、多くの観光客が訪れるため、川のまわりを水遊びのできる公園として整備しています。
津之浦下流砂防堰堤は平成2年度着工、8年度完成の常願寺川で最初の大型スリット砂防堰堤。 計画の高さ13.5m、長さ221mで、中央部には魚道を設け、植物や自然石を利用して仕上げています。

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    施工中の空撮

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    地上より

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    平成16年7月

  • この砂防堰堤には巾16m、高さ7mのスリットが2つ設けられています。
    形状については土砂調節効果、排砂の効率、砂防堰堤の安定などに関し、水理模型実験を行って決められました。