砂防設備の新たな役割

いま砂防設備には、土砂災害を防いで人々に安全を提供するという機能とともに、水と緑のオープンスペースとして地域社会にうるおいとやすらぎの空間、 あるいは水に親しめる空間を提供するという機能が求められています。たとえば護岸工事を行う場合にも、親水性や景観、生態系に十分配慮した整備を進めているところです。

千寿ヶ原護岸

千寿ヶ原地区は立山黒部アルペンルートの玄関口で多くの観光客が訪れます。そこで、景観に配慮するとともに、水遊びのできる豊かな水辺空間を整備しています。

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    工事施工中の様子

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    現在の様子(平成17年)

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    やすらぎの水辺を創出しています

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    「水遊びができる空間の確保」も砂防工事の目標です