道路事業などを行う場合には、工事を始める前に土地に埋蔵されている貴重な文化財の有無について、確認することが必要です。
 上越三和道路では、全体7kmの区間に12の遺跡があることが分かりました。
今回開通する寺IC~鶴町ICの3km間も、4つの遺跡について埋蔵文化財調査が行われ、古くは縄文時代のものが発掘されています。
 特に下野田地先にある延命寺遺跡では、奈良時代を中心に貴重なものがみつかりました。

延命寺遺跡調査

延命寺遺跡全景
延命寺遺跡調査作業風景

延命寺遺跡の出土品(奈良時代)

木簡  延命寺遺跡では現在までに21点の木簡が出土しています。平成18年に20点、平成19年に1点(21号木簡)が出土しました。21号木簡は長さ48.6㎝、 幅4.9㎝、厚さ0.6㎝で、下端に損傷があるものの、ほぼ完形です。また墨の残りもよく、肉眼でも文字が判別できます。

 

 
琴柱 
 
帯金具

 上越三和道路のことをもっと知りたい方はこちらから 

道路の整備による効果は?

工事の仕方を教えて

埋蔵文化財はどんなもの?

 今の工事の状況は?