関川モニターさん(女性 30代) 上越市在住

 

 令和4年3月報告

【活動報告】
 
 3月4日
 中央橋左岸の様子です。(写真左)だんだん暖かくなってきて雪解けが進みました。もう一息ですね。中央橋から下流を見ると、カモがたくさん泳いでいました。


 中央橋右岸では筋彫りが行われていました。(写真左)観桜会の駐車場の準備のようです。橋の上流では除雪機が雪を飛ばしていました。右岸川は堤防道路上の雪もあまりなく、地面が見えていました。散歩している人の姿も見られました。また、高水敷ではスキー板を履き、歩いている人がいました。


 稲田橋からはコガモが泳いでいました。目の周りが緑で細い白の縁取りの様な模様があります。カモの仲間の中では1番小さく、オスはピリッピリッと高い声で鳴きます。
 稲田橋左岸の様子です。こちらはまだ歩けそうにありません。




 3月13日
 関川河口の様子です。釣りをしている人を見かけました。


 ヒドリガモのつがいがいました。(写真左)導流堤の上にはカモメやカワウがたくさん見られました。




 3月20日
 この日も関川河口に行きました。前回訪れた時には見られなかった砂洲ができていて、たくさんの鳥が集まっていました。


 ヒドリガモの他、オカヨシガモ、ツグミ、ムクドリがいました。また、カラスがクルミなどを探していました。カラスが運んできたと思われるカニが堤防上に落ちていました。




 3月24日
 高田国道河川事務所の出張所を訪れました。川ではマガモの群れが泳いでいました。突然雨が降ってきてしまいましたが、雨が上がるとヒバリの鳴き声が聞こえました。空を見てみると、上空でホバリングしている姿を見つけました。春を感じます。


 稲田橋から中央橋の左岸側を歩きました。堤防道路上や高水敷の雪はすっかり消えました。対岸の中央橋右岸付近では、観桜会の駐車場の準備が行われている様です。桜が咲くのが待ち遠しいですね。




 3月はみるみる雪も解け、関川周辺の景色もすっかり変わりました。3月末には観桜会も始まり、賑やかになってきました。
 私事ではありますが、この度、佐渡に引っ越すことになりました。河川愛護モニターを6月まで続けることができなかったのが心残りです。関川を通して、上越のこともたくさん知ることができました。また、関川や保倉川は自然豊かで、多くの人々から愛され、さまざまな動植物が見られることが分かりました。野鳥にもたくさん出会うことができました。
 雪に不慣れなため大変なこともありましたが、上越が大好きになりました。いつかまた戻って来たいです。
 佐渡には関川のような国が管理する川がないので、モニター活動ができず残念ですが、川を通して佐渡のことをたくさん知っていきたいと思っています。
 今まで本当にありがとうございました。