【事務所からのコメント】

 2月のモニター報告ありがとうございます。
 2月、初旬からの雪で関川も一面の銀世界となりましたが、中旬からは天候も落ち着きいよいよ春!と思った矢先、下旬からの大雪でまた一面の銀世界へ逆戻りといった冬らしい一ヶ月でした。

 雪が降る季節、関川の河川敷は雪捨て場として活躍しています。
 今年は、以下の7箇所(下流より)が雪捨て場として利用が計画されました。
  @関川右岸2.8k付近(関川大橋上流、上越市塩屋新田地先)
  A関川右岸3.0k〜3.6k付近(関川大橋上流、上越市藤野新田地先)
  B関川左岸4.2k付近(謙信公大橋上流、上越市木田地先)
  C関川左岸4.4k〜4.6k付近(高速道路橋下流、上越市木田地先)
  D関川右岸4.8k付近(春日山橋上流、上越市北田屋新田地先)
  E関川右岸6.8k〜7.2k付近(上越大橋下流、上越市上島地先)
  F関川右岸10.5k付近(今池橋下流、上越市今池地先)
 @、B〜Fは市道除雪等の雪捨て場として、Aは、国道除雪の雪捨て場として計画されました。
 2月までに2箇所(E、F)が雪捨て場として活躍しました。
 2箇所とも連日、ダンプやトラックなど多くの車両により、市内に降り積もった雪が運び込まれました。ただ、昨年に比べ、運び込まれた量は少なくなっています。
 今後、運び込みが終わると、春に向け「筋堀作業」が始まります。

上越大橋右岸下流の雪捨て場の状況 【R4.2】
(右側は筋堀の状況 R4.3)
今池橋右岸下流の雪捨て場の状況 【R4.2】
(右側は筋堀の状況 R4.3)


 報告にもありますように、今年も多くの白鳥が関川の水面で羽を休めている姿を見ることができました(「高田城址公園のお堀」でも多く見られたようですね)。今後、春を迎えるにつれ、この白鳥たちが見られなくなると思うと少し寂しい気持ちになります。

 雪解けが進み、気候が春に向かうと関川は多くの河川利用者(散歩、ジョギング等々)が見られるようになります。利用者が安全に利用できるよう、堤防や管理施設などにおいて融雪後の状況確認や点検を実施し、不具合など確認されれば必要な対応を行きたいと考えています。

 3月に入り、暖かい日も多くなり雪解けが進んでいます。
 ただ、山間部では多くの積雪が見られ、今後、融雪が進むことにより、河川が急激に増水する恐れがあります。
 関川を利用される際は、安全に十分留意されるようよろしくお願いします。
令和4年3月
高田出張所