【事務所からのコメント】

 1月のモニター報告ありがとうございます。
 1月は、年末年始から続いた寒波の影響で山沿いでは大雪となりましたが、平地では平年並みの降雪、積雪量となり、関川も月を通して一面の雪化粧となりました。


 1月の関川では、活動報告にもあります「さいの神(どんど焼き)が沿川の町内会により開催され、河川敷は賑わいました(今年、河川敷で実施されたのは、沿川の6町内会(栄町、稲田1丁目、稲田2丁目、東本町5丁目、東城町3丁目、東城町4丁目)でした)。
 昨年はコロナ禍の影響で開催を見送ったところが多かったのですが、今年は、各町内とも感染予防対策を図った上で開催することを決定し、昨年の10月頃から、カヤ刈りなどの準備を進めてきたようです(実施にあたっては「河川敷地の一時使用届」を提出頂いております)。
 河川巡視でも開催状況を確認することができ、写真のとおり、多くの方が参加され、今年の「無病息災」「豊作」など祈られたことと思います。
 「さいの神」を実施して頂くにあたり、気をつけていただきたいのは、「火の用心」と「後片付け」です。今回実施されました各町内とも「火の用心」「後片付け」を確実に実施して頂いております。「さいの神」に関わらず、河川敷をご利用いただいた後の後始末は、届出や許可が必要なものか否かにかかわらず、全ての利用者の皆様にご協力をお願いしています。


    


 関川河口付近で確認頂きました、砂が溜まって砂浜のようになった様子についてです。
 関川河口部では冬期の風浪により海より砂が戻されることにより、報告のような「砂浜」(当方では「砂州」と表現しています)が形成されることがあります。この「砂州」が大きくなると川の流れなどに影響を与える恐れがあるため、今後の変化などを確認していきたいと考えています。

 ご報告にあります「冬場の運動不足」は皆さんが気になることと思います。
 1月のとある日、雪が降り積もった関川の河川敷をスノーシューを履いてトレッキングをされている方や、クロスカントリースキーを履いて散策されている方を見かけました。
 このような楽しみ方も、冬場の運動不足の解消としての一つの方法かもしれません。
 ただ、降り積もった雪下には何が隠れているがわからない(石や草などによる空洞等)ため、散策等の際には十分ご注意頂きたいと思います。

 2月に入り、寒い時期はしばらく続きます。
 寒いこの時期の心配事は、油の流出事故です。1月にも関川で油流出事故があり、河川巡視などの対応を行ったところです。
 季節柄、暖房器具に要する灯油等に携わる機会が多くなります。
 ホームタンクからポリタンクへ、ポリタンクからストーブタンクへ給油する際には目を離さないなど、油流出事故防止に皆様のご理解とご協力をお願いします。
令和4年2月
高田出張所