【事務所からのコメント】

 12月分のモニター報告ありがとうございます。
 12月、初旬〜中旬は降雪もなく比較的穏やかでしたが、下旬からは雪が降り始め、冬本番の気候となり、関川も一面、雪化粧する日が見られるようになりました。また、年末年始の寒波では、山間部で多くの雪が降り、当事務所のおいても国道18号の除雪に対する体制を組み対応いたしました。


  関川の稲田橋〜中央橋間、右岸側高水敷の木で確認頂きました「ピンクのテープ」です。
 ご推察のとおり「目印」として設置したもので、その目的は、稲田橋〜中央橋間右岸側高水敷の樹木の伐採を行うにあたり、切らないで残すための木に目印を行いました。
 河道内の樹木は成長し大きくなると、洪水時、川の流れを阻害する恐れがあるため、伐採を実施しています。
 ご意見頂きましたとおり、伐採に伴い関川の豊かな自然が減ってしまうことは、河川管理者としても気になるところです。伐採にあたっては、有識者、関係機関のご意見等を伺いながら、影響が少しでも抑えられるよう考慮しながら実施しています。今回、確認頂いた「ピンクのテープ」がついた木もご意見を頂き、残すこととなりました。
 今後も引き続き、同様に実施していきたいと考えています。

 中央橋の右岸側法面で確認頂きました「土嚢」は、法面を保護しているコンクリートの部分に変状が確認されたため、その補修を行うため準備として置いているものです。現在、積雪により補修を行えておりませんが、今後、天候、積雪状況を見ながら、補修を実施していきたいと考えています。

 関川河川内でみられる鳥類について、報告あり がとうございます。

 12月は、河川巡視においても多くの鳥たちが、 関川の水面で羽根を休める姿を確認しています。
また報告にあります「白鳥」についても、中旬頃 から多く見られるようになり、多いときには30羽以上の姿が確認できました。
 今後も活動において、新たな発見、気づきなどありましたら、ご報告をお待ちしています。

 関川における河川利用「釣り」について、ご報告ありがとうございます。  県外からの来訪者より、まずまずの釣果で「満足」との回答頂けたこと、また、充分楽しんで行きますとの声には、管理者としてもうれしく感じます。
 ただ、関川には立入が禁止(河口部左岸の導流堤など)となっている箇所がありますので、ルールを守って楽しんで頂きたいと思います。

 1月に入り、関川も一面に雪が積もる状況となりました。
 雪が降ると、堤防上は必要箇所(工事現場や水防倉庫付近等)を除き除雪を行わないため、モニター活動にご不便をお掛けするかもしれません。
 また、雪下には何が隠れているがわからない(石や草などによる空洞等)ため、活動にあたっては十分ご注意ください。
 くれぐれも無理をせず、安全第一でモニター活動をお願いします。
令和4年1月
高田出張所