関川モニターさん(女性 30代) 上越市在住

 

 令和3年12月報告

【活動報告】
 
 12月3日
 天気が良かったので稲田橋から中央橋を歩きました。妙高山と火打山がくっきり見えていました。右岸川の木々にピンクのテープを巻いている人がいました。工事の目印のようです。



 白っぽい猛禽類がいました。ノスリのようです。(写真左)中央橋の上からはカンムリカイツブリが泳いでいるのが見えました。(写真左)




 12月9日
 中央橋から上越大橋間を歩きました。上越大橋から下流の様子です。(写真左)稲田橋上流左岸の工事はほぼ終了しているようで、高水敷の通行止めが解除され久々に歩くことができました。大きなショベルカーが1機だけ残されていました。




 12月14日
 12月中旬になり寒さも厳しくなってきました。今年もハクチョウが関川にやってきたのを確認しました。やぶの川辺公園から上流、県管理との境まで歩きました。途中、キツネやイタチのような小動物の姿を見かけました。


 高田大橋を過ぎ左岸側をしばらく歩くと、ラジコン飛行についての看板がありました。(写真左)河川管理区域境界標まで行き引き返しました。帰り道、高水敷でラジコンのような飛行機を飛ばしている人を見かけました。




 12月16日
 中央橋から上越大橋間を歩きました。稲田橋右岸上流では重機がバリバリと大きな音を立てて木や草を刈り取っていました。左岸の高水敷には、さいの神の準備がされているようでした。




 12月21日

 中央橋から稲田橋間を歩きました。中央橋右岸の法面に土嚢のようなものがいくつも置かれていたのが気になりました。(写真左)右岸側の高水敷きはずいぶんさっぱりしました。ピンクのテープが巻かれている木々は残されていました。




 12月28日
 年末ついに雪が積もりました。中央橋左岸側の堤防道路の様子です。40cmほど積もっているようでした。関川の上をハクチョウたちが鳴きながら飛んでいく姿が見られました。


 中洲ではタゲリの群れがいました。ミャーミャーといった猫のような鳴き声で特徴があります。以前他の場所で見たことがあったのですぐに分かりましたが、関川で見ることができるなんて驚きです。写真では分かりませんが、羽は玉虫色で太陽の光に当たると変化します。下流からサギが飛んできたので、一斉に飛び立ちましたが、川の低い所を一周するとすぐに元の場所に戻ってきました。




 12月は雪が心配でしたが、年末まではほとんど積もらなかったのでたくさん活動することができました。今年も関川でハクチョウをたくさん見ることができて良かったです。また、ノスリはあの辺りを歩くと毎回と言っていいほど姿を見ることができました。そして年末のタゲリには感動しました。
 河川改修の工事が進むことで高水敷の木や草がかなりなくなってしまい、野鳥や小動物などの生き物が減ってしまうのではないかと心配でしたが、寒い季節にも多くの生き物の姿を見ることができたので安心しました。