【事務所からのコメント】

  11月は、上旬〜中旬は暖かく、晴れの日が多く活動には良い季候だったと思います。が、下旬は低気圧や寒気の影響でぐずつく日が多く見られた1ヶ月でした。そんな中での河川愛護モニター活動、ありがとうございます。

  報関川の稲田橋付近で実施している「令和2年度 関川河道維持掘削外工事」について、報告ありがとうございます。
 工事は11月末に土砂掘削が完了し、12月中旬には工事看板や仮設資材等の撤去が完了する予定です。今回の工事で掘削した土砂量は、稲田橋の上流側で約11,000m3、稲田橋の下流側の高水敷で約2,000m3となりました。工事期間中は、工事箇所付近の大型車両の通行や管理用通路の通行止等にご協力頂き、ありがとうございました。



 保倉川にある「マリーナ上越」について、報告ありがとうございます。
 「マリーナ上越」は、平成14年5月に開港しました。
 平成の初めの頃、関川や保倉川沿川の川岸には不法に係留された船舶が目立っていました。 
 それら船舶は、洪水時、流水の妨げになることや、流出して河川を管理する様々な施設や橋梁等を破損する恐れがあります。そうした船舶を係留、保管するための施設として「マーリナ上越」は整備されました。
 マリーナの整備や船舶所有者の自宅保管等により、平成17年11月には関川・保倉川沿川の不法係留船舶はすべて撤去され、現在に至っています。

 7月より報告頂きました、関川上流域にある「7.11水害のモニュメント」巡り、お疲れ様でした。設置されている「モニュメント」のテーマや周辺に植えてある祈念樹などについて紹介頂き、ありがとうございました。
 また、帰省された地元の河川の情報についてもご紹介頂き、ありがとうございます。
 引き続き、関川以外の河川で、関川との違いや発見、感じたことなどご意見やご感想をお待ちしています 。

 これからいよいよ冬本番です。  昨年は大雪で関川の河川敷が市内の雪捨て場として活躍しました。今年も「ラニーニャ現象」発生との情報があり、関川の河川敷が活躍する場面が見られると思います(雪はほどほどとなることを祈るばかりです)。
 川に雪が積もると、その下には何があるかわからなくなり、足下が危険となります。くれぐれも無理をなさらず、安全第一でモニター活動をお願いします。
令和3年12月
高田出張所