関川モニターさん(女性 30代) 上越市在住

 

 令和3年11月報告

【活動報告】
 
 11月20日
 天気が良かったので関川河口に行ってみました。風が強く波も高めでした。渡り鳥のヒドリガモがプカプカ浮いているのが見られました。





 11月21日
 久しぶりに稲田橋から中央橋を間を歩きました。稲田橋左岸上流で行われてた河道掘削工事はほぼ終わっているようでしたが、左岸下流や右岸上流でも工事が行われていました。


 稲田橋から下流を見ると川底に長いパイプのようなものが見えました。何に使うものか気になります。水位が低く水が澄んでいたのでよく見えました。
 中央橋に向かって関川右岸を歩いていると、「ギャーギャー」と騒がしい声が聞こえてきました。ドロヤナギの上には4〜5羽のオナガがいました。頭が黒く背中から尾にかけては水色の美しい鳥ですが、カラスの仲間です。時々関川付近で目撃することはありましたが珍しい鳥です。




 11月25日
 朝から良い天気だったので中央橋から稲田橋まで歩きました。雪化粧した妙高山がきれいに見えていました。この日もオナガの群れを見かけました。


 11月29日
 稲田橋から中央橋間を歩きました。稲田の防災倉庫の扉の前には木の板が設置されていました。雪除けのためのものでしょうか?北城排水樋管付近にはカンムリカイツブリが水浴びをしていました。水飛沫を上げながら何度も翅を羽ばたかせ、なんだか気持ち良さそうでした。




 関川上流
 7月と9月に関川上流の一里塚を7箇所訪れました。今回は残りの4箇所を紹介します。上流から数えて8箇所目は『用水』です。(写真左)中江用水の水門をモチーフとしているそうです。ここから後ろを振り返ると関川と妙高山が見えました。




 9箇所目は『破堤と復旧』です。(写真左)モニュメントのズレは破堤を表現しているとのことです。10箇所目は『舟運』です。(写真右)堤防の上と高水敷の2箇所にモニュメントが設置されています。




 最後の11箇所目は『語らい』です。人が輪を作って語り合っているようなモニュメントです。ベンチとしても利用できるそうです。
 これらのモニュメントの詳しい情報などが載っている『久比岐野川街道一里塚カード』もあり上越地域振興局で貰えます。(写真右)




 津市(三重県)の川
 11月上旬は久しぶりにゆっくり帰省することができました。私の地元は三重県津市です。津市の中心部を流れる岩田川(写真左)と津市の南部を流れる雲出(くもず)川(写真右)の周辺を歩きました。どちらも伊勢湾に注いでいます。
 岩田川はあまり大きな川ではありませんが、街中を流れているので子どもの頃から馴染みのある川です。
 雲出川は関川と同じ一級河川です。河口には大きな三角州があり、町になっています。高潮対策等の工事を行っているようでした。天気が良かったので知多半島も見えていました。 こんなにじっくり歩いたのは初めてで、いろんな発見がありました。太平洋側は潮の満ち引きの差が大きく、河口付近の水位も影響を受けます。しかし上越に来てからはそういうことを感じたことがありませんでした。日本海側は干満差が小さいのですね。




 11月は下旬しか活動できませんでしたが、雪が積もる前に上流のモニュメント巡りをすることができて良かったです。関川に対する多くの人たちの想いも知ることができました。
 妙高山や火打山だけでなく、米山や南葉山も白くなってきて冬の気配を感じます。12月は雪の心配も出てきますが、可能な限り活動できたらと思っています。