【事務所からのコメント】

 10月の河川愛護モニター活動について、ご報告ありがとうございました。
 10月から非出水期に入り、これから河道内の工事が本格化します。
 報告いただいたように、姫川左岸の西中地区で「国土強靱化工事(5か年加速化対策)」として護岸工事を実施しております。
 姫川は急流河川であり、出水時には多くの土砂を含んだ洪水流により堤防の護岸などが侵食・洗掘される危険性が高くなります。その対策として、既設護岸の下にもう一段深く護岸を施工し(根接ぎ護岸)、護岸の根固めとして異形ブロックの重量を6t→8tにランクアップするなど、より強固な護岸を施工しています。
 

今回施工箇所 姫川の堤防・護岸整備イメージ



 昨年までは1工事(1社)で延長約70mの護岸整備でしたが、今年は規模が3倍(3工事、3社、延長200m)ですので、バックホウやダンプなどの重機が多く稼働しており迫力が違います。10月は土砂掘削、仮締切盛土、既設ブロック・木工沈床の撤去を実施しました。


掘削状況

美山公園展望台より撮影

令和3年11月
糸魚川出張所